ウコン(鬱金、ターメリック)  

 

 ショウガやカンナに似た葉が、夏から秋に50〜80cm程に茂り、黄にピンクを含んだランのような花を咲かせ、強い芳香を放ちます。

 利用方法としては、太い地下茎を茹でてから皮をむき、乾燥させたものを粉末にして、香辛料=スパイス(最もよく知られたものとしてはカレーが有名ですが、マスタードやピクルスなどの色つけ、香りつけ、辛味づけ…)などに使われます。

 原産地の熱帯アジアから各地に広まり、「世界で最も広まった香辛料」とされています。

 また、黄色の染料として重宝され、古代中東の王侯貴族たちが権限の象徴として、衣服や家具等の(染色だけでなく)防虫や防黴(かび)にも用いられました。

 そのために、トウガラシ、コショウと並ぶ3大香辛料とされるようになりました。今日では防虫目的では化学薬品にやや押されていますが、代わりに園芸の進歩で、カンナのような美しさ、しかも雄大な花束状に育てられたものを装飾にすることも進んでいます。

 栽培はあまり乾燥し過ぎない所なら(寒冷地は無理ですが)かなりの所で可能です。収穫は葉が黄色くなった頃に堀取り、日陰で乾燥させて室内で保存します。

日本には江戸時代中期に渡来し、初期はもっぱら黄色の色素が薬に使われました。

※写真はウコンの花

                                              高橋良孝 筆

                                                 

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