クダモノトケイソウ

 直径5センチほどの果実はほとんど球形に近く、熟すと、紫になります。

切り割ると、3ミリほどの果皮の内側はゼリー状の淡黄色の果実が黒い小さな沢山の種子を包み込んでいます。

適度な甘味は好ましいのですが、清冽な香りは種子を噛みつぶしたとき、強過ぎるように思えます。

 トケイソウという名は、花を時計に見たてたものです。花弁を雄しべと数多い副花冠が文字盤を作ります。先が大きく3つに分かれた雌しべは時計の針です。

英語名、パッション・フラワーは、雌しべを十字架上のキリストと見たものです。この場合のパッションは、キリストの「受難」の意味です。

クダモノトケイソウは、ブラジルが原産地です。現在は沖縄や鹿児島でも栽培されているほど広まっています。

16世紀に南米に渡ったイエスズ会の神父が、この花を見て、キリスト受難の十字架上に咲いた伝説の花に違いないと信じたという話はあまりにも有名です。

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