チャイブ

 20代少し過ぎて、日本アルプス、ヨーロッパの高山を登山して摘んで食べたチャイブのおいしかったこと、50年経った今でも忘れません。ヨーロッパ北部原産のチャイブは北海道南部からほぼ日本全域に栽培植物として広まりました。暑さに弱いため近年は栽培が少なくなっていますが、ピンクの「葱坊主」が可憐で可愛く、葉は食べて「おいしい」魅力的なハーブです。

 チャイブは「西洋のアサツキ」とも言われ、やさしい上品な香りが特徴です。アサツキの持ち場は山菜の王子様か王女様・・・というところでしょう。全国の山地の明るい斜面などに見られましたが、近年はそのような環境が減少し、あの懐かしい景色を見ることが少なくなりました。

 今では許されませんが、白馬槍ヶ岳の中腹で先輩が採って作ってくれたシロウマアサツキの味噌汁は忘れられません。

 早春の陽当たりの良い斜面ではつい目が、足が、そちらに向かってしまいますね。

 

 自然に親しむ際は、天然記念物に指定されていないか、絶滅危惧種でないか、採取が禁止されている場所ではないかなど、よく確認してからマナーを守って楽しみましょう。

 

文責 高橋良孝

 

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