熱帯植物コラム  バオバブ

                                                                   Aアフリカバオバブ

パンヤ科

 バオバブは世界に1種類と思っている方も多いですが、実はマダガスカルに8種、オーストラリアに2種、サバンナに1種が自生しています。ふれあい植物センターにあるのは樹齢約10年の、サバンナに自生する ディギタータ(アフリカバオバブ)です。

 いずれも礫地や砂漠といった水環境が厳しい土地に適応して、細胞に水分を蓄え、葉を出さずとも幹で光合成をすることができます。不思議と雨季が来る直前に葉を広げるので、人々に雨を知らせてくれます。                                                           

 バオバブは多くの生物のゆりかごとして、住環境や食べ物を供給してくれます。現地に暮らす人にとっても、樹皮はロープに、葉は食事に混ぜてビタミン源や薬に。糖度が40%もある果実は甘酸っぱくてラムネのような味で、ジュースにして楽しんだりと実に有用な植物。信仰の対象にもなっています。

 樹高20m以上、目線の高さの幹の直径が約10mもの巨木になり、1000年も2000年も生きるといわれますが、その寿命は定かではありません。

 おおきく、神聖なバオバブはしかし、開発や盗掘により数を減らしている植物でもあります。

          

@ グランディエリバオバブ                                 センターのアフリカバオバブ

@A:(財)進化生物学研究所 橋詰二三夫氏提供写真

 

 

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